二世帯住宅のすすめ
文春オンラインで、二世帯住宅は建てちゃダメっていう記事を読みました。
最終結論! 「二世帯住宅」だけは絶対に買っても建ててもいけない“これだけの理由” | 文春オンライン
出口を考えると、貸すのも売るのも不便、ということらしい。
かくいう我が家は、中古で二世帯住宅を買ったので、多分近隣の相場から言うとお得に買えたような気がしている。数年前より地価も上がっているし。
何より、共働き世帯にとって、親ないし義両親が元気なうちにお世話になり、孫の面倒も見てもらえ、生活コストも下がり、仕事にも打ち込める二世帯住宅にしてよかったなあと思っています。義両親にとっては、話す人がいる、やることがあるというのはメリットなのかなぁ…一緒に旅行したり、とりあえず元気そうではある。
亡くなった時のことを考えるのも必要かもしれないけど、今を楽しみたい。大体、10〜20年後のことを不安がって現在の暮らしが快適でないなんて、もったいない。
まぁ、いざとなったら、少し改装して賃貸に出す or airbnbに出す、ぐらいはすぐにできるなぁと思います。やるかどうかは別として。子どもが結婚して住むことは現時点では想定してません。まだ10年は先だけど、早く独立してくれないかなー!
それに、二世帯住宅は建てちゃだめっていうなら、子供がそのうち独立した後の子供部屋とかもいらないからね…。かつての子供部屋はいつのまにか親の趣味部屋となったり物置になったりして、すでに帰る場所はなし、という声多数。(もちろんそのままキープしてくれている家もたくさんあるようですが)だったら必要な平米を求めて気軽に住み替えできる賃貸最強ってなる。災害のときも懐が痛まないし。
一方、住宅ローンを組んで購入する場合は、団信に入るので、いざというときの保障があります。ローンがなければ、少なくとも露頭に迷うことはなさそう。家族揃って健康で長生きするのが一番だけど、若くて健康に気を遣っていても突然癌になったりするので心づもりはあってもいい。(とはいえ加入時にちゃんと条件など吟味しないと保険下りなかった、となる場合もあるよう)
それよりも注意しないといけないのは、実家が別にある場合の片付けやら、介護や老後の面倒を誰が見るかのコミュニケーションなど兄弟親戚間で話がついているかな気がします。
やまぐちせいこさんの
『ミニマリスト、親の家を片づける』を読んで、引っ越してから少しづつ増えてきたモノとそろそろ向き合わねば!と思っている年の瀬なのでした。
クロワッサン特別編集 自宅の片づけ、実家の片づけ、夫婦関係あなたの「片づけられない」をすべて断捨離!
- 作者:
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2014/12/17
- メディア: Kindle版
中古戸建て物件のメンテナンス。外壁&屋根を塗り替えました。
中古に限った事ではありせんが、
物件を購入した場合メンテナンスがつきものです。
賃貸なら、別にメンテナンスを自分でする必要ないし、設備が故障しても大家さ〜ん!直して〜!と言えば直してもらえます。その点は賃貸の羨ましいところです。
我が家は築20年以上、前のオーナーが一度外壁塗り替えをしていましたが、そろそろ外壁塗装しないとな〜と思いつつ、ついつい後回しに。
年明け早々から資料請求などしていたものの、ようやく重い腰が上がったのが、増税が目前に迫ってきた7月ごろ←遅すぎる。
はい、当然増税前の工事は間に合わず。
でもまぁ焦ってやっても仕方がないので、きちんと相見積もりを取り、値引き交渉をし。
ただ、私どうやら建築業界に携わっている人を見る目がないようなんですよね。
大体、相見積もりして納得して選んだ業者さんと、うまくコミュニケーションが噛み合わず、工事大丈夫かな…?と思うことが何度かあります。
今回の外壁に関しては、担当してくれた職人さん達の感じがよかったこと、台風のタイミングとは工事が重ならず、ほっとしました…。
外壁の色も、前と少し色を変えたので、どんな感じかな?と思っていたのですが、違和感なく馴染んでよかったです。
ちなみに、金額は150平米2階建、外壁と屋根、足場代で180万円ぐらいかかりました。
次に外壁塗装するのはまた10〜15年後だと思うので、セルフ修繕積立金をしておかないとなぁと思っています。
知り合いで、外壁、屋根のメンテナンスを怠ったため、屋根の交換(張り直しってことでしょうか)になってしまった、という話を聞いたので、ちゃんとやらないとな〜と身を引き締めています。
ねずみが出ました: 二世帯中古戸建リノベーション
こんにちは。
3年ぐらい放置しているこのブログですが、
2018年は家周りで色々ありました。
・雨漏り
→ 修理しました。
窓のサッシの隙間なのか、結局どこからの隙間かよくわからないけれど、ホースで延々水をかけたりなんだりして、補修。
その後は雨漏りしていないので、多分直ったよう。
よかった。
・ねずみ退治
屋根裏で何か音がする…と夫がぎゃあぎゃあ言うので、五月蝿いなあと思って放っておいたのですが、確かに音がしている…。
慌てて見積もり依頼をし、すぐに1社来てくれたのですが、その業者さんは大工工事をやっていない、とのことでまた別の業者を見積もり。
すると、
消毒、断熱材の入れ替え、大工工事、などなど、
何年間かの保証合わせて100万円ぐらいの見積もりに…! 高っ!! ぼったくられたのかなあ…。
戸建、マンションと違って修繕積立金や管理費はありませんが、自分でメンテナンスしないといけないので結構お金がかかるなぁと実感。
そろそろ、外壁や屋根も塗り替えしないといけないし。
賃貸の方が気にしなくてよくて楽だと思います。
でも!住み心地は断然戸建の方がのびのびできて快適です。賃貸時代よりも、都心までのアクセスは少し悪くなり、家賃というか住宅ローンも、数万円上がったけれど、広さは2倍ぐらい。
下の階に響いていないか気にする必要もないし。
(とはいえちょっと変わったご近所さんはいるけど笑)
引っ越しして数年、ようやく家の中をお手入れする気になってきました。
今年は断捨離する一年にしたいと思います。
今週のお題「2019年の抱負」
トラフ展 インサイドアウト
すでに終わってしまっている展示について書くのは気がひけるけれど…メモ。
最終日にすべりこみ。
事前に講演会には参加していたのだけれど、
実際の展示を見に行く時間が取れず。
トラフといえば、空気の器が有名だけれど、(とはいえ使い道がよく分からなくて買ったことないけど…)
今までに作ったものを一堂に見られる楽しい展示。
ホテルクラスカの内装デザインからユニットとしてのキャリアをスタートさせ、その後もずっとトラフ名義での仕事が続いているってすごいなぁと思いました。
1フロアは展示、上のフロアはその映像になっていました。
大きなテーブルの上に、作品とモチーフじゃないけどデザインソースになりそうなもの、
例えば港北の家のそばにはジャックフルーツ?とクリームの絞り型がレイアウトしてあったり。
そしてNゲージがその作品の間を走り回り、映像解説が添えられていて楽しかったー!
港北の家は模型のミニサイズでもやっぱり素敵。
それにしても施主さんがどんな人なのか気になる。コンクリート打ちっ放しの平屋で、4箇所もトップライトがある設計でOKするなんて、相当なセンスの持ち主に違いない。
トラフのデザインは、小さいものから大きなもの、
多岐にわたっていて、その中にはこれは!っていうものあればそうでないものもあると思うのですが、これだけのものを世に出し続けるってことがまずすごい。
印象に残っているのは、
リサイクルガラスの照明、
石巻工房のプロジェクト、
ワンドッグ、ミラノサローネだったかのキャノンの展示。普通だったら壁面に投影されるところ、水糸を張ってそれを眺める展示。
歪んで見える鏡。そしてもちろん空気の器。
ビデオだったか、講演でだったか、試作段階で自立する切り込みの幅を探るため、1枚あたり6時間ぐらいかけて手作りしていたっていうのを聞いて、なんてデザインっていうのは根気がいる仕事なのかと思う。
最終的に0.9mmと言っていたような。1mm以下の世界である。
そして子どもの食いつきが非常によかった!
我が家は比較的デザインとか美術とかに関心があるので、小さい頃から連れ回しているのですが、
興味がないときは割とスルーされるんだけれど、
今回はすべての展示を順番にながめ、触れるものは触り、映像も最初から最後まで見るという気合の入れぶり。若干ピタゴラっぽいところにも惹かれたのだと思うのですが、詰め込まれているものをすべて取り込みたい、というような食いつきに、こちらが若干ひくレベルでした。
とはいえ、今のところ、芸術的なセンスがあるかっていうと微妙なところなのですが。
なかなか、そういう方面を伸ばすのは難しいですねー。算数とか国語の方が楽。
1Fのセラトレーティングでも、空気の器の展示が。
ここで扱ってる蛇口とか、洗面器とか、洗練されていていいのだけれどお値段的に選択肢にもあがらず。見学には行きましたけどね。
ジャン・プルーヴェ展
ジャン・プルーヴェ展に行ってきました。
10/22.23の二日間限定だったのが本当に惜しい、素晴らしい展示。そのうえ無料という太っ腹な企画。
場所がフランス大使館公邸ということもあり、
セキュリティチェック&身分証の提示を求められたり、おそらく警備上の都合ではないかと。
日本庭園に組み立てられた F 8×8 BCCハウス。
なんと、世界に2点しか現存していないものだそう。
1941年に作られたものとは思えない、端正な佇まい。
工業化されているとはいえ、手仕事の技が随所に感じられて。
しかも中の家具もいちいち素敵なのです。
もうね、興奮した来場者のシャッター音が会場に響き渡ること。
私の写真テクニックがイマイチなのは置いておいて…
展示の多くがZOZOの前澤友作氏のコレクション、って凄すぎないか???
充電できてよかった。
なるべく、子どもにも色んなものを見せたいと思っていて。
もちろん、連れまわされて本人は覚えていないかもしれないのだけれど。
迎賓館の公開にも近々行きたいなぁ。