はじめてのリノベーション

都内の中古マンションリノベーションを計画→首都圏での戸建てリノベーションへ路線変更。計画&備忘録に。

無印良品が来春からリノベーションに参入するようです

5/1の日経新聞朝刊より。
無印もついにリノベーションにも参入予定。
これは注目されそうです。
システムキッチンが40〜50万円(施工費別)と、無印的なあっさりしたステンレスキッチンだろうと思うのだけど、それで十分という人は多いはず。

都内だとまずは吉祥寺、有楽町で試験的に始めるようなので、ちょっくら覗いてみようかと思っております。

「無印」が住宅リフォーム 都心の中古に照準、雑貨・家具とデザイン統一
 生活雑貨店「無印良品」を展開する良品計画は住宅内装の改修(リフォーム)サービスに参入する。都心部で中古住宅を購入しリフォームや大規模改修(リノベーション)する動きが広がっており、若い世代の需要を取り込む。生活雑貨から家具、戸建て住宅を手掛けてきたが、改修も始めることで、個人向けの住宅関連製品を一貫して提供できる体制を整える。
リフォーム向けキッチンも店頭に並ぶ(都内の無印良品の店舗)
 「インフィルプラス」のサービス名称で、キッチンや床、壁などの改修・施工を請け負う。5月中旬までに丸井吉祥寺店(東京都武蔵野市)や有楽町店(東京・千代田)、グランフロント大阪店(大阪市)の3店で試験的に受注を始め、来春から全国の主要大型店で本格展開する。
 無印良品の製品の特徴であるシンプルなデザインを基調とする。個性が強いデザインより飾らない自然な生活スタイルを好む若い世代の需要を見込む。若い夫婦や、子供がまだ小さいファミリーを主な顧客層に想定している。
 システムキッチン(40万~50万円・施工費除く)やステンレス製キッチン(10万~40万円・同)を新たに開発。室内に合わせてサイズを変えられる引き戸や壁面収納の棚、鏡も用意した。価格は大手住設メーカーよりも割安に設定する。
 天然木を使ったフローリングやたたみなどの床材、木材を使った壁紙や水性塗料もそろえる。テーブルなどの家具もあわせて購入し、無印良品のデザインで統一したリフォームが手ごろな料金でできる。店にはインテリアアドバイザーを配置し、顧客の曖昧なイメージや希望を具体化できるように助言する。
 来春には中古マンションの壁など内装を取り壊して間取りを変えられる「リノベーション」サービスを始めるほか、将来はユニットバスやトイレの開発も検討する。社内デザイナーが設計し、施工は各店が近郊の工務店や建築業者に委託する。
 無印良品は2004年に戸建て住宅に参入した。室内の壁を極力少なくし、子どもの成長に合わせて家具や間仕切りで空間を変更できる「木の家」など独自の住宅を提案。15年2月期に330棟の販売を見込むまで事業を拡大してきた。
 住宅と家具の間の事業領域となるリフォーム・リノベーション市場にも参入し、住関連事業の幅を広げる。サービス全体の売上高は非公表だが、キッチンなど関連商品販売だけで3年後に10億円弱を見込む。
 リフォームは地場工務店や中小の不動産会社が手掛けることが多かったが、最近は大手不動産も力を入れている。中長期的に新築着工戸数の伸びが見込みにくくなっているためだ。
 三菱地所は昨年、中古マンションを買い取り、改修して消費者に販売する事業に参入。長谷工コーポレーションも「新築が好調なうちにリフォームなどストック(既存住宅)事業を強化する」という。
 家電量販店もリフォーム事業に力を入れている。ヤマダ電機は昨年、リフォーム関連の売り場を従来の2倍に広げた新型店の展開を始めた。上新電機もリフォーム事業に参入。このほど大阪府岸和田市の大型店を改装して、住設機器などをそろえたリフォーム専用の売り場を設けた。