はじめてのリノベーション

都内の中古マンションリノベーションを計画→首都圏での戸建てリノベーションへ路線変更。計画&備忘録に。

二世帯住宅のリフォーム会社選び。家族の意見の擦り合わせが最重要。

二世帯戸建リフォーム、ようやくリフォーム業者を決定しました。

長い道のりでした。
夫と喧嘩もしたし、感情が高ぶって泣いてしまったり。

今は会社が決まったことで、再びワクワクしています。
でも、これからリフォーム会社選びする人がモメないように、自分への覚え書きとしてメモ。


検討事項

⚫︎見積もり金額
⚫︎担当者の人柄
⚫︎住宅ローン控除のための書類、エコポイントなど制度面の知識
⚫︎アフターフォロー
⚫︎デザイン

人によって重視するポイントはそれぞれだと思うのですが、我が家の場合はこんな感じ。

設備関係も、キッチンやバス、トイレなど既製品でいいや、という考え方です。
オリジナルキッチンにも憧れますが、予算が…(仕様によっては、システムキッチンより安価になることもあるようですが、事例を見ると棚がオープンだったりすることが多く、とにかく片付けられないガサツな私には無理!と却下) せめて洗面台を造作にして、満足することに。

二世帯住宅は関係者が多い

今回痛感したのはこれです。
我が家の場合、夫の母との同居なので、私・夫・義母の3者の意見を擦り合わせる必要がありました。

しかも、多数決っていっても2対1…きちんとお互い納得して決めないと、後々しこりが残るだろう、とお互いに思っていたので、難しかったです。
お義母さんはとても好い人で、嫁の私の意見も尊重してくださるのですが、その分気を遣って本当の事を言ってないんじゃ…?と思うことも。

最終的に、夫、義母と私で票が割れたんですけどね。

仮に、A社、B社とします。

A社…町のリフォーム会社
B社…建築家(知人のつて)

⚫︎見積もり金額 …現時点ではB社、でも上がる可能性もあり
⚫︎担当者の人柄 …人によって印象異なる、夫はB社は△
⚫︎住宅ローン控除のための書類、エコポイントなど制度面の知識 …A社
⚫︎アフターフォロー …?
⚫︎デザイン … B社?予算内で色々提案してくれそう、でも既製品メインで使うならあんまり重視する必要ない?

…どちらも一長一短なんですよね。
しかも、あくまで現時点での見積もりであって、正式に発注が決まってから設備とか詰めて行くわけで、最終的な金額、仕上がりイメージは素人にはなかなか分からない。

最終的な決め手になったのは、
住宅ローン控除のための書類、耐震基準適合証明の発行の部分。

我が家は、築20年を越えているので、
当初不動産屋さんは住宅ローン控除は適用されないですね〜、という説明だったのです。

でも、調べたら、耐震基準を満たして書類を発行すれば適用されるということを知りました。
中古住宅でも、最高2000万円×1%×10年で、200万円も控除が受けられます。
ペアローンだったら×2で400万!これって大きい。
…で、そのためには「耐震基準適合証明書」という書類が必要。(他にも要件を満たす必要あり)

B社でもやってやれないことはなさそうだけど、その部分は専門ではないとのことで、ちょっと不安がありました。別途新たに費用が発生するというのもあり。
また、申請までのタイミングが重要だったりするので、後になって知ってももう遅い…となる場合もあります(我が家も本当に大丈夫なのか、まだ不安…)
もしB社にした場合、最悪控除は受けられない可能性もあるということ。

個人的にはB社に傾いていただけに、断腸の思いでお断りすることになりました。

教訓としては、不動産屋さんを信用しすぎるな、ということです、ハイ。
いや、彼らは彼らの仕事をしているだけなので、責められる筋合いはないと思うのですが、もうちょっと親切に制度面とか教えてくれていれば、こんなに苦労することもなかったのな…と思います。(そもそもの住宅選びからして、違っていたかもしれません)

特に、控除などは毎年のように変化するので、ついていくのも大変だとは思うのですが、もしそのあたりも含めてご提案いただければ、物件価格の交渉や、空き物件の活用にも有利になると思うし、住宅取得のセミナーのネタとしてもよさそう。(セミナー講師目指そうかな?)

いやはや、道のりはまだ遠い…。頑張ります。

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二世帯住宅向け書籍色々。

二世帯住宅のメリットデメリット、注意点などなど。どれも参考になった。


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これは結構おすすめ。完全に分離よりも、共有して共存する方法を模索しようかな?と思いました。結局完全分離にしましたけど…。