はじめてのリノベーション

都内の中古マンションリノベーションを計画→首都圏での戸建てリノベーションへ路線変更。計画&備忘録に。

ヘーベルハウスのバスツアーに参加してみた

住宅展示場にて勧められるまま、バスツアーにも参加してみた。

築浅物件、築20〜30年の物件、建築中の物件を巡るツアーである。

朝9:30出発と、かなり週末を有意義に過ごせる。バスもたかだか10組ぐらいの参加なのに、マイクロバスでなくちゃんとした大型バス。快適快適。

行った感じは、他の方のバスツアーを見ていただくとわかるとして。(私が行ったときは写真不可だったので)


とっても楽しい。
ヘーベルハウスで家を建てた人をヘーベリアンと呼ぶそうで、みんな自分の家をにこにこ見せてくれる。

色々、気になることを質問したりして。

1軒目は、二世帯で3階建てのお宅。コンパクトな敷地の中、3階のいちばん景色がよいところがLDKになっていて、広いバルコニーがあり気持ちが良い。更に芝生が敷かれた屋上があり、あーこりゃ快適だな〜という佇まい。
ただどうしても3階建ては階段の比率が高くなってしまうため、どのように空間の広がりを出すかが難しそうに感じた。

2軒目は、築30年ぐらいのお宅。70〜80代ぐらいの上品な夫妻が応対してくださった。ここは同じエリアながらかなりゆったりした敷地。でも30年経ったとは思えないほどの綺麗さ。丈夫なこと、丁寧に住まわれていることがうかがえた。
ヘーベルハウスは30年メンテナンス不要ということをウリにしているので、説得力がある。
特に床だなぁ。実家のフローリングは普通の木造なので、25年も経つとベコベコになっていたけど、ヘーベルハウスはコンクリートなので、全然へたっていない。ただその分足あたりは硬い。個人的には、多少軋むぐらいの感触の方が好きなのだけれど…なんだかヒザに来そうだし(考えすぎ?)

メンテナンスについての話もあった。震災のあとすぐ点検に来てくれたことや、サッシか棚か調子が悪くなったらすぐ修理に来てくれたこと。なんでも、メーカーでの部品保存期間終了後も修理に対応できるよう、きちんとストックされているそう。そして、修理に行くこともできるし、部品だけ送ってDIYも可能だそう。


3軒目は、建築中のお宅。
3階建て、おそらく賃貸向け物件かと思われる。立地が良い。図面を見ながら(図面は最後に回収される)完成イメージを想像する。
まずは耐火実験。ガスバーナーで15分ぐらい、ヘーベル版と、その他2種の外壁材との比較。
待っている間にミニセミナーが行われた。安全性能をアピールされる。
話してくれた人は、阪神大震災を経験した人で、火事がヘーベルハウスの家で止まった話や、震災のあと周りに一斉にヘーベルハウスが建ったエピソードを聞かせてくれた。なんでも、1軒ヘーベルハウスが建つと、周りにも建つというのは割とよくある現象らしい。なるほど。でもまぁ、実家の周りでも、1軒リフォームすると雨後の竹の子ごとく周りでも同じ業者さんに頼んだりしているようだから、メーカーというよりも人によるのかも。

さて、耐火実験の結果だが、ヘーベル版以外は熱が伝わり裏側の木が燃えてしまうという結果だった。
大体、火事で119番してから現場到着するまでが10〜15分、もし震災時であればそんなにすぐに消火に来れないだろうとも。
住宅密集地に建てるのであれば、検討の価値あり。

でも、火事って周りからはともかく、自分の家で火事になっちゃったらいくら防火防熱になっていても意味ないのでは。
地震火事を気にするなら一生賃貸の方がいいのでは。とつらつら思う。

そんなこんなで見学は終わり、
最後に本社に戻ると、営業担当さんからの手紙とお弁当が用意されていた。
お土産にはサランラップ
至れり尽くせりである。

しかしその分のコストはしっかりと建築費に入っているってことだもんなぁ…。ううむ。ただ、すべてお任せできる安心感はすごくある。しかし我が家はお金がない…いやはやどうしたものか。

それはそれとして、ヘーベルハウスのパンフレット「夫本」「妻本」「親本」「子本」「ヘーベルハウスの二世帯百科」はなかなか面白いので資料請求だけでもしてみるのがおすすめです。


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