はじめてのリノベーション

都内の中古マンションリノベーションを計画→首都圏での戸建てリノベーションへ路線変更。計画&備忘録に。

住宅展示場見学

リノベーション計画が1ミリも進捗しないなか、住宅展示場に行ってみることにした。

いやー、住宅展示場に行って住所を書いたが最後、執拗にクロージングされるのかと思ったのだけど、そんなことないのだね。知らなかった。そして住宅展示場のあの手この手のサービスの存在を初めて知った。(いや、知らなかった訳じゃないのだけど、、、そういえば新聞の休日の新聞の折り込みチラシに必ず住宅展示場の案内が入っていたものだ。昔、兄弟と好きな間取りの物件を選ぶという遊びをしていたことを思い出す。あれは何が面白かったのだろう…今は新聞をとっていないので忘れていた。)

住宅展示場に行ったのは、結論から言うととてもよかった。

この寒い時期のレジャーには暖も取れるし、いい営業担当の人に当たれば非常に親切に手取り足取り教えてくれる。
私が無知過ぎるからかもしれない。
さらに事前に届いたDMを携えて向かうと、色々プレゼントが貰えたりするのである。モデルハウスなので、キッズスペースも広い上に、基本1人占め。いたれりつくせりである。ドリンクも出るし。

今まで漠然とリノベーションがやりたいと思っていたが、もっと突き詰めて考えてみたらそりゃ1から作れるならその方がいいと思っていたようだ。なんとなく、新品のつるつるピカピカな雰囲気が好きじゃないから敬遠していたけど、作ろうと思えば何でも作れるのだよねぇ。お金さえかければ…

我が家の経済事情では戸建なぞ無理だと思い込んでいたのだが、予算的にも、ハウスメーカー(質問サイト等ではHMと略すらしい。なるほど)で建てるのであれば、まぁ土地に依存するが不可能ではないらしい。しかし私はローンで首が回らなくなるのは嫌だ。大体家にいるよりも外で過ごす時間の方が長い。お金があったら旅行やら展覧会やら美味しいものに使える方が嬉しい。

そもそも、リノベーションするにもなんだかんだ1千万ぐらいかかる。都心の中古物件価格は高止まりしているから、売主も強気である。築35年のマンションで、2000万円代なら安い方で、3000〜4000万円は覚悟しなければならぬ。広い部屋を望むならそれ以上か。その上、その後も管理費や修繕積立金がかかり続けるのは新築マンションとも変わらないのである。
すなわち、仮に3000万円のマンション+リノベ1000万+それから20年住んだとして月の管理費が1万円、修繕積立金が1万円(これはかなり少ない想定である)として年間24万、20年で480万とざっと4500万。これを安いと見るか、高いと見るか…その上20年住む頃には築55年になってしまう。今だったら1960年に建てられた建物に接する感覚だ。建て替えの話が持ち上がるのか、そのまま住み続けられるのか。2035年。その頃には日本の人口も減少し、今とは違う住宅事情であろう。老人向け介護施設併設マンションとか、医師常駐とか、何らかの付加価値があるマンションが人気になるのではなかろうか。


私が見学したハウスメーカーは、性能がウリで耐震、防火、そして一番魅力に感じたのは30年間メンテナンス不要という点。えー、実家なんてまだ30年経ってないと思うけど壁やら床やら色々やってたよ!床も傾いてたよ!ベランダに至っては柱が錆びて朽ちていたような…

で、こんな感じでうだうだ考えているうちに、我が家の家づくり計画は劇的に転換を迎えるのである。

そもそもこのブログタイトル変えた方が良い気がする。

間取りの方程式

間取りの方程式

建築を学ぶ学生向けに書かれた本、とのことだが、間取りの組み立てについて参考になる。

間取りの手帖

間取りの手帖

面白いことを考える人がいたもんだー!と感激した本。今でこそ間取り関係の本はたくさんあるが、草分け的存在ではないか?

エクスナレッジさんは住宅関連の書籍が充実。だがしかし近所のちっちゃい本屋は大抵suumoやら住まいの設計などはあるものの品揃えが悪いのである