はじめてのリノベーション

都内の中古マンションリノベーションを計画→首都圏での戸建てリノベーションへ路線変更。計画&備忘録に。

無印良品のリノベーションコラム「ちんぷんリノベ村」にツッコミたい

http://www.flickr.com/photos/31124964@N00/6119743252

photo by Carol Green

 

無印良品が考える「家」サイト、MUJI HOUSE VISION。

housevision.muji.com

 

リノベーション事例の紹介だったり、無印良品の家だったり、
無印で扱っている商品を使ったインテリアの紹介だったり、、、
する中で異彩をはなっているコラム「ちんぷんリノベ村」。

 

housevision.muji.com

もうすぐ40歳独身、大手文具メーカーで秘書として勤める
タエさんが主人公のリノベ啓蒙コラムとなっている。

 

面白い、面白いんだけどなんか引っかかる。そこが狙いなのかな?とも思う。
もうすぐ40歳だったタエさんはいつのまにやら40歳になっていて、
ちゃんとFacebookでも架空の人物として投稿していたり、
コラムと連動して投稿していたりとなかなかの手の込みよう(笑)

 

いやいや、40歳独身で今まで派手にやってきた、、、という
タエさんのイラスト、ほっこり&落ち着きすぎやしないか?
その割に思考は20代後半から30代そこそこというギャップ。

 

結婚しないつもりはないけれど独身です。
で唐突にリノベーションて!

本当に結婚するつもりがあるならそっちが先ではないだろうか。
いや、真面目につっこむところじゃないのはわかっているんですよ。わかっているんですけどね、、、
それとも物件探している途中で運命の人に出会って結局ファミリー向け物件を購入するんだろうか。展開が気になる。。。

 

なんとなく、無印的ではないような気がして。
それとも、意外とタエさんのような人は多いのだろうか?

 

仕事に邁進して気づいたら40歳目前、突如家を買いたいと思う。
確かにそれはあるかもしれないなぁ。
何か守るものが欲しいというか。

 

 



 

 

 

 

 

 

超個人的おすすめリノベ会社5社

リノベーションをするにあたり、色々調べたりセミナーに参加したりして
よさ気だなと思った会社をピックアップ。

※順不同です。

 

http://www.flickr.com/photos/81065961@N00/4913430972

photo by shirotokuro46

 

むかーし、卒業旅行で訪れたサヴォア邸。またいつか訪ねる機会があるといいなぁ。

 

1.リノベる。

www.renoveru.jp

 

ショールーム見学およびセミナーに参加、現地見学会に参加。
スタッフが若くてフランクな印象。

 

2.リビタ

www.rebita.co.jp

特に活動はしていない。なんとなくよさそうだと思っているけれど、
1棟まるごとリノベーションや、リノベ済み物件の販売の方に力点を置いている感じはします。

 

3.nu リノベーション

n-u.jp

現地見学、セミナーに参加。セミナーの内容はよかったのだけど、
現地見学に行った物件は好みではなかったのが残念なところ。

 

4.LOHAS studio

www.okuta.com

ロハススタジオというだけあり、ナチュラル系の仕上がりが得意そうな会社。
リフォーム雑誌によく出稿している。好みが分かれそうではある。

 

5. インテリックス空間設計

www.ku-kan.co.jp

ちょうどいいリノベーションというコンセプト。
青山にリノベーションスタジオをオープンしている(たまたまオープン直後に訪ねた)のだけど、その時対応してくださった方がとっても感じがよかった!
残念ながら、マンションリノベーションが専門で戸建てはやっていないということで候補からは外れてしまったのだけど、雰囲気とかバランスとか好みでした。

 

二世帯住宅という選択肢

二世帯住宅というハナシが持ち上がった。

 
実家は既に独り住まい。
 
これから20〜30年住み続けるなら、リフォームしたいと思っていたところ。
 
その上、管理費、修繕積立金はこれからもかかる。
 
そもそも、現在の実家は一人暮らしにはちょっと広すぎる。
 
ヘーベルハウス見学で、二世帯住宅っていいかも…と思っていた私は、お義母さんに切り出してみた。
 
二世帯って、どうですか?
 
二つ返事で、貴方達さえよければ私はいいわよ♪と…。
 
我々に遠慮して切り出せなかっただけで、お義母さんも、選択肢として検討していたらしい。
 
さらにさらに、二世帯だったら多少の資金援助が受けられそうな気配。
我々にとっては願ってもない追い風。
 
さて、どうなる?!
 

 

新しい二世帯「同居」住宅のつくり方 (講談社+α新書)

新しい二世帯「同居」住宅のつくり方 (講談社+α新書)

 

 

 
 
 
 
 
 
 

ヘーベルハウスのバスツアーに参加してみた

住宅展示場にて勧められるまま、バスツアーにも参加してみた。

築浅物件、築20〜30年の物件、建築中の物件を巡るツアーである。

朝9:30出発と、かなり週末を有意義に過ごせる。バスもたかだか10組ぐらいの参加なのに、マイクロバスでなくちゃんとした大型バス。快適快適。

行った感じは、他の方のバスツアーを見ていただくとわかるとして。(私が行ったときは写真不可だったので)


とっても楽しい。
ヘーベルハウスで家を建てた人をヘーベリアンと呼ぶそうで、みんな自分の家をにこにこ見せてくれる。

色々、気になることを質問したりして。

1軒目は、二世帯で3階建てのお宅。コンパクトな敷地の中、3階のいちばん景色がよいところがLDKになっていて、広いバルコニーがあり気持ちが良い。更に芝生が敷かれた屋上があり、あーこりゃ快適だな〜という佇まい。
ただどうしても3階建ては階段の比率が高くなってしまうため、どのように空間の広がりを出すかが難しそうに感じた。

2軒目は、築30年ぐらいのお宅。70〜80代ぐらいの上品な夫妻が応対してくださった。ここは同じエリアながらかなりゆったりした敷地。でも30年経ったとは思えないほどの綺麗さ。丈夫なこと、丁寧に住まわれていることがうかがえた。
ヘーベルハウスは30年メンテナンス不要ということをウリにしているので、説得力がある。
特に床だなぁ。実家のフローリングは普通の木造なので、25年も経つとベコベコになっていたけど、ヘーベルハウスはコンクリートなので、全然へたっていない。ただその分足あたりは硬い。個人的には、多少軋むぐらいの感触の方が好きなのだけれど…なんだかヒザに来そうだし(考えすぎ?)

メンテナンスについての話もあった。震災のあとすぐ点検に来てくれたことや、サッシか棚か調子が悪くなったらすぐ修理に来てくれたこと。なんでも、メーカーでの部品保存期間終了後も修理に対応できるよう、きちんとストックされているそう。そして、修理に行くこともできるし、部品だけ送ってDIYも可能だそう。


3軒目は、建築中のお宅。
3階建て、おそらく賃貸向け物件かと思われる。立地が良い。図面を見ながら(図面は最後に回収される)完成イメージを想像する。
まずは耐火実験。ガスバーナーで15分ぐらい、ヘーベル版と、その他2種の外壁材との比較。
待っている間にミニセミナーが行われた。安全性能をアピールされる。
話してくれた人は、阪神大震災を経験した人で、火事がヘーベルハウスの家で止まった話や、震災のあと周りに一斉にヘーベルハウスが建ったエピソードを聞かせてくれた。なんでも、1軒ヘーベルハウスが建つと、周りにも建つというのは割とよくある現象らしい。なるほど。でもまぁ、実家の周りでも、1軒リフォームすると雨後の竹の子ごとく周りでも同じ業者さんに頼んだりしているようだから、メーカーというよりも人によるのかも。

さて、耐火実験の結果だが、ヘーベル版以外は熱が伝わり裏側の木が燃えてしまうという結果だった。
大体、火事で119番してから現場到着するまでが10〜15分、もし震災時であればそんなにすぐに消火に来れないだろうとも。
住宅密集地に建てるのであれば、検討の価値あり。

でも、火事って周りからはともかく、自分の家で火事になっちゃったらいくら防火防熱になっていても意味ないのでは。
地震火事を気にするなら一生賃貸の方がいいのでは。とつらつら思う。

そんなこんなで見学は終わり、
最後に本社に戻ると、営業担当さんからの手紙とお弁当が用意されていた。
お土産にはサランラップ
至れり尽くせりである。

しかしその分のコストはしっかりと建築費に入っているってことだもんなぁ…。ううむ。ただ、すべてお任せできる安心感はすごくある。しかし我が家はお金がない…いやはやどうしたものか。

それはそれとして、ヘーベルハウスのパンフレット「夫本」「妻本」「親本」「子本」「ヘーベルハウスの二世帯百科」はなかなか面白いので資料請求だけでもしてみるのがおすすめです。


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住宅展示場見学

リノベーション計画が1ミリも進捗しないなか、住宅展示場に行ってみることにした。

いやー、住宅展示場に行って住所を書いたが最後、執拗にクロージングされるのかと思ったのだけど、そんなことないのだね。知らなかった。そして住宅展示場のあの手この手のサービスの存在を初めて知った。(いや、知らなかった訳じゃないのだけど、、、そういえば新聞の休日の新聞の折り込みチラシに必ず住宅展示場の案内が入っていたものだ。昔、兄弟と好きな間取りの物件を選ぶという遊びをしていたことを思い出す。あれは何が面白かったのだろう…今は新聞をとっていないので忘れていた。)

住宅展示場に行ったのは、結論から言うととてもよかった。

この寒い時期のレジャーには暖も取れるし、いい営業担当の人に当たれば非常に親切に手取り足取り教えてくれる。
私が無知過ぎるからかもしれない。
さらに事前に届いたDMを携えて向かうと、色々プレゼントが貰えたりするのである。モデルハウスなので、キッズスペースも広い上に、基本1人占め。いたれりつくせりである。ドリンクも出るし。

今まで漠然とリノベーションがやりたいと思っていたが、もっと突き詰めて考えてみたらそりゃ1から作れるならその方がいいと思っていたようだ。なんとなく、新品のつるつるピカピカな雰囲気が好きじゃないから敬遠していたけど、作ろうと思えば何でも作れるのだよねぇ。お金さえかければ…

我が家の経済事情では戸建なぞ無理だと思い込んでいたのだが、予算的にも、ハウスメーカー(質問サイト等ではHMと略すらしい。なるほど)で建てるのであれば、まぁ土地に依存するが不可能ではないらしい。しかし私はローンで首が回らなくなるのは嫌だ。大体家にいるよりも外で過ごす時間の方が長い。お金があったら旅行やら展覧会やら美味しいものに使える方が嬉しい。

そもそも、リノベーションするにもなんだかんだ1千万ぐらいかかる。都心の中古物件価格は高止まりしているから、売主も強気である。築35年のマンションで、2000万円代なら安い方で、3000〜4000万円は覚悟しなければならぬ。広い部屋を望むならそれ以上か。その上、その後も管理費や修繕積立金がかかり続けるのは新築マンションとも変わらないのである。
すなわち、仮に3000万円のマンション+リノベ1000万+それから20年住んだとして月の管理費が1万円、修繕積立金が1万円(これはかなり少ない想定である)として年間24万、20年で480万とざっと4500万。これを安いと見るか、高いと見るか…その上20年住む頃には築55年になってしまう。今だったら1960年に建てられた建物に接する感覚だ。建て替えの話が持ち上がるのか、そのまま住み続けられるのか。2035年。その頃には日本の人口も減少し、今とは違う住宅事情であろう。老人向け介護施設併設マンションとか、医師常駐とか、何らかの付加価値があるマンションが人気になるのではなかろうか。


私が見学したハウスメーカーは、性能がウリで耐震、防火、そして一番魅力に感じたのは30年間メンテナンス不要という点。えー、実家なんてまだ30年経ってないと思うけど壁やら床やら色々やってたよ!床も傾いてたよ!ベランダに至っては柱が錆びて朽ちていたような…

で、こんな感じでうだうだ考えているうちに、我が家の家づくり計画は劇的に転換を迎えるのである。

そもそもこのブログタイトル変えた方が良い気がする。

間取りの方程式

間取りの方程式

建築を学ぶ学生向けに書かれた本、とのことだが、間取りの組み立てについて参考になる。

間取りの手帖

間取りの手帖

面白いことを考える人がいたもんだー!と感激した本。今でこそ間取り関係の本はたくさんあるが、草分け的存在ではないか?

エクスナレッジさんは住宅関連の書籍が充実。だがしかし近所のちっちゃい本屋は大抵suumoやら住まいの設計などはあるものの品揃えが悪いのである

加地邸@葉山

葉山の名別荘建築、加地邸が期間限定で公開されていたので行ってきました。

※2014年11月の話です。下書きに放置されてしまっていた…
きっとまた公開されることもあるだろうからメモ。

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設計は、遠藤新。

遠藤新とは、フランク・ロイド・ライトの日本での一番弟子だそう。

細い坂道を登りきったところに石造り?の建物が現れると、日本の落水荘だ、といわれても納得する感じ。滝はないが。ちなみにアンジェリーナ・ジョリー落水荘がとても好きで、ブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリーの為に滝がある土地をプレゼントしたらしい。
話を逸らしてしまった。。。

建物内は撮影不可だったので写真がないのが残念なのだけれど、中の家具とか照明、絨毯などもオリジナルで、
六角形を基調にしたデザイン。

珍しく展覧会パンフレットを購入、
家具の図面なんかも網羅されていて、非常に充実した内容であった。

一番広い空間なのは1階の応接室にあたる部分で、吹き抜けになっていて暖炉もあり、2階の両サイドにある書斎的なところから見下ろせる。

展望室が設けられていて、海が望めたり、

86年前の建築とは思えない、でも今じゃ贅沢すぎて建てられないであろうよ…。
う、羨ましい…。

施主は三井物産監査役
白金に本邸があり、葉山は別邸です。
また、設計にあたっては奥様の意見がかなり取り入れられていて、それにより建築費は当初の2倍になったとか…。


美味しいカフェオレ&ビスコッティ、揚げパンを頂きながら、つかの間の住人気分を楽しんだのでした。

なんとか、次の世代にのこせるようにできるといいのですが。



la kagu@神楽坂

神楽坂の新潮社倉庫跡地にできた
la kaguに行ってきました。

隈研吾建築都市設計事務所デザインです。



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外観。
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倉庫風です。リノベなのかな?と思ったけど、建物自体は新しく建ててるのか。それはそうか。
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入るとすぐ、イベントスペースと本棚があります。選書棚っぽくなっているようです。

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クリスマス前ということもあり、リースが販売されていました。
多肉植物のリースや、あじさいのリースなど、お洒落!&高価!
ツリーには絵本が吊るされていて、この施設っぽさが演出されていました。

1階と2階があり、1階にはカフェスペースもあり。

扱っている商品は、上質でデザインがいいものって感じのようなので、素敵ですがいかんせんお高くて手が出ない…と思ったのですが、中にはリーズナブルで可愛いもの、ちょっと高いけどめっちゃ可愛いものが紛れてます。

例えば「買い物中」とフランス語で書かれたカゴバッグ ¥7800とか、もふもふのくまのぬいぐるみとか。←めっちゃ触り心地よかった!ムートンかな?またはそれに準ずる素材。しかも引き出しにから顔だけ出した状態で入っててキュンとしました。¥8000ぐらいしたような…むぅ。

残念ながら今回は何も買いませんでしたが、神楽坂に来るときは足を伸ばして来るといいと思う。


また、連日のようにトークショーやワークショップが開催されているので、それをお目当てに足を運ぶのは良いと思いました。